トップ   ご注文方法       おすすめ刷毛      

.l

トップ  >  大極上刷毛

大極上刷毛

中国産人毛から選別した腰のある上塗用赤毛。

その中から、泉清吉だけに伝わる毛引き・毛揃えの工程で丁寧に悪毛を極力取り除きます

選び抜いた真っ直ぐな純良赤毛だけを使用

わたくし、九世・泉清吉が使い始めた説明言葉・「悪毛」は、この工程をしなければ取り除けないのです

簡単な櫛通しだけの簡略製法では無理なのです

1656年、初代泉清吉の江戸以来、風雪を超えて350年続いてきた江戸の伝統技法

その毛固めをして、びっしりと詰まった毛の密度を出しています


同じ毛厚なら、大極上刷毛は腰が強い、含みが良い。そして、ムラ切れが良いことは実証済。

実績を重ねて48年、広重印の「大極上」は中国産人毛使用の漆刷毛の中でのトップグレードとして皆様に確かなご信頼をいただいております




広重印の大極上刷毛は2004年以来、元のままの価格です


それでも、大極上刷毛はいと言う使い手もおられます

しかし、申し訳ありませんが、工程を省いたり材料を落としたりして、簡略製法を用いるつもりはありません

それでは、江戸以来の信頼を裏切ることになります。   品質を落としては申し訳けがたちませんです

また、広重の「大極上」のグレードランクは広重印の独自の基準です

ときどき使い手から、「他の漆刷毛でも大極上とありますが、同じランクなのですか」と聞かれることがあります

いいえ 全く違いますのでご注意ください。


トップレベルの上塗

泉清吉だけに伝わる、江戸伝統技法


作られた大極上刷毛は、トップレベルの上塗が可能

使い手の上塗技術を支えます

コンペ作品制作するときの勝負刷毛

大事な塗りのお守り刷毛


世界遺産 国宝修復

日本のいろいろな場面で使われています

美しい道具の美

使う道具が美しいと塗るときの気分が違うね、とは使い手の皆様が言われる共通のご感想です。

やはり道具にも美しさ、気品があると思うのです。

そんな漆刷毛にしたいと、ひとつひとつの工程を丁寧にしています。


大極上本通し

1980年からわたくし、九世泉清吉が名付けて採用した「シ−ムレス「純・本通し」

完全なシ−ムレスの毛板を使用するために抜け毛はあり得なく半分に切っても逆から使用しても大丈夫です。

一見普通のことのようですが、このことは漆刷毛の歴史の中では大改革です。

それまでは、本通しといっても最後の1−2寸のところでは毛が抜ける接ぎ毛当然のことだったのです。

その「シ−ムレス「純・本通し」を定番として実現。

現在では当たり前にまでなり、広重印の本通しで逆さから使うと毛が抜けるとはどなたも思わないでしょうね。


大極上半通し 

大極上1/3通し

半通し、1/3通しといえども短い人毛を使用していません。

本通しに使用する長いものを半分や1/3に切って贅沢に使用するストレート型毛板方式を採用しています。

長さの短い、価格の割安な人毛は長いものに比べて、やはり太さなど質が違うように思われます。

大極上は全て長さのあるしっかりとした人毛を使用。

そして5分巾以上の大極上半通しは全て接板入りのシッカリ構造

刷毛の後半構造が中空でないので、しっかりしたものになります。


砲弾型の毛先

江戸以来の泉清吉(広重)だけの自慢の形です。

泉清吉はこの形を鉋刃だけで一気に作ります。

各地での実演で「オオ−ッ」と驚かれますね。

人間国宝の赤地友哉先生が話されたことを思い出します。

石川県立輪島漆芸技術研修所で先生の研修が行われ、若かった私も、大勢の研修生の方に混じって参加させていただきました。

そのときのお話で出たことです。

「砲弾型が一番、腰が強い」

40年以上経ち、研修生は皆さん、産地の指導的な方々になっておられます。

懐かしい思い出です。


慣らしが終わると威力発揮

 

この大極上刷毛をお使いになろうとなさる方にはいまさらでしょうが一言申し上げます。

購入していきなりは調子は出ません

昔、せっかくいお金を出して大極上を購入したのに良くない、と云われたことがあります。

お尋ねしてみると、新品をすぐ使ってみたとのことです

ご説明させていただきましたが誠に涙の出る思いでした

新品は鉋刃で砲弾型に整形してあります

刃物で切ってありますので尖っています

大極上刷毛でも、尖った毛先を丸める慣らしが必要です

 


故・人間国宝の赤地友哉先生に言われたこと

わたくしがまだ修行中 20代の頃のお話です

赤地友哉先生に作らせていただきました

漆刷毛をご自宅にお届けしてから2−3カ月後

お会いしたときに

「先生、刷毛の具合はいかがでございましよう。」

と恐る恐る尋ねますと

あなた、上塗り刷毛というものはね、そんなに早く調子が出るものではないです

「少し使い込んで毛先が丸まらないとね。」

皆様もぜひ、慣らしの期間をお願いしますね


 

大極上

10% 消費税込み価格

巾寸法 本通し 半通し 1/3通
3寸 132.000 79.200 52.800
2寸5分 110.000 66.000 48.400
2寸 88.000 52.800 29.700
1寸8分 77.000 46.200 27.500
1寸5分 66.000 39.600 22.000
1寸2分 55.000 29.700 18.700
1寸 44.000 26.400 15.400
8分 38.500 23.100 11.000
6分・5分 27.500 15.400 9.900
3分2分1分 16.500 11.000 6.600

5分.6分と云うのは5分も6分も同じ価格と云う意味です3.2.1分も同様です。

 

 

◆仕様

■43年の実績ある中国産人毛から選び抜いた「純良赤毛」使用。納得の抜群の塗り味 発揮します。

■最初から最後まで同じ毛厚のストレート型毛板方式。抜け毛は絶対にありません。

■美しく手触り感抜群の天然生木曽檜使用。

■本通しは「純・本通し」仕様  ■全長6寸丈

■板は布着せ、紙着せ推奨の薄手仕上です

■切出しをした毛先は泉清吉独特の腰の強い砲弾型仕上であり、毛固めの良否がハッキリわかります。

 

ほぐし・ゴミ出し作業  無料 承ります     

ご希望あれば広重印はほぐし・ゴミ出し加工を無料でいたします

巾サイズや数量にもよりますが、2−3日かかります

すぐにお使いになりたいときやほぐし・ゴミ出しの時間が取れない場合

そんなときにぜひご利用ください

通常は作業 料金がかかります

漆芸用、江戸伝統技法の広重印の漆刷は無料です

 大変に喜ばれております



■ N さん  2023/08/14


唐塗りの途中は、チョイ塗り君でも事が足りるのですが 

スーっと伸びて 

塗り終わった直後から刷毛目が消えて

無風時水面の様な状態に仕上るので

最終仕上げは、大極上一択と感じてます。


■Aさん 

以前注文した1分刷毛、とても重宝しています。
大極上と特選刷毛ですが、やはり大極上の毛の腰とか毛足の滑らかさが勝っていて、使用感が良いです

 


■Cさん

今までは特選刷毛を使わせてもらっていました。これはこれでとても調子よく使っていました。

今回、大極上刷毛にしてみたのですが、やっぱり違いますね!気持が奮い立たされました。

いい刷毛に腕がついていけるようがんばりたいと思います。

(Yさん /  石川県)

 

ご注文の流れ

お名前、ご住所、お電話番号、品名 をお知らせください。
(メールの場合、品名をコピーして貼り付けると便利) 

お支払方法はご指定なければ、通常は郵便振替用紙を同梱いたします。日本全国送料無料

銀行口座番号記入のある用紙も同梱しますので、銀行お振込も可能です。送金料差引いてください日本全国送金料0円

3000円以上なら代引便使えます。代引料0円

代引きは現金、クレジットカード、可能です
見積書 請求書 納品書も発行可能です
海外は送料 送金料がかかります
お名前、ご住所、お電話番号、品名をお知らせください。 
(メールの場合、品名をコピーして貼り付けると便利です)
折り返し受注承りのご返信を必ずいたします。納期もご連絡いたします。
発送前、発送完了後に必ずメールさせていただきます。
ヤマト宅急便、メール便、コレクト代引便で漆刷毛が届きます。

同梱の郵便振替用紙でお支払い、または銀行振込をお願いします。

ご入金確認のメールをさせていただきます。有難うございました。
 

Copyright (c)   All Rights Reserved.

 

高品質のものからヒギナーホビー用まですべて揃います。1枚から送料0円 送金料0円で全国発送


掲載の漆刷毛はすべて広重刷毛お取り扱い店さんと同じお値段です。 便利な方でご利用可能です

 

■事務所・工房での直接販売・見学は行っておりません。通信販売のみです。何卒ご了承ください。